昨日の「熊日」に参院選の候補者アンケートがのっていて、憲法改正について賛成?反対?を聞いています。2人だけ引用・紹介すると、
自民党の松村祥史候補
憲法改正に賛成。大規模な自然災害発生時などに総理大臣が閣議にかけて緊急事態の宣言を発することができる緊急事態条項の創設。また、自衛隊のあり方や財政、地方自治など。
野党統一のあべ広美候補
自民党の憲法改正草案は、国民の権利を権力者の都合で制約しようとするもの。とても賛成できない。中でも緊急事態条項は独裁につながるものでとても危険である。憲法9条を壊すのではなく生かすことで世界平和に貢献すべきだ。
憲法に緊急事態条項を創設するかどうか?では、松村氏とあべ広美氏は正反対の立場で激突。ぜひ、みなさんにも考えていただきたい。
[:W200:right]
追加→29日「西日本」アンケで松村氏は「熊本地震を通して必要性を実感した」とある。理由を語ってもらいたい。これは説明がつかない大きな矛盾だ。
安部首相と松村氏は、今回の熊本地震の対応について政府は、素早く守備よく対応できたと宣伝している。ならば現憲法下で十分対応できていることを証明している。憲法に緊急事態条項がなければ災害対策のための法律が作れない理由は説明できない。もし災害対応のための法律が不備ならば、現憲法の欠陥ではなく、長期の自民党政治に問題があることになる。
目的は大規模自然災害発生時「など」にある。などはなんにでもひろがる。
自由や人権を確保するために、暴走しがちな政府を縛る憲法。これは憲法に書いてある。よくよく学び知る必要がある。