サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

60才になったポンカン

 1週間後、60才になるわたくし…。
 と、同じ年に、植えられたポンカンの木です。苓北町の実家の松尾の坂の下。
 同級生のいとこの「じゅんぼー」のオヤジが、息子が生まれた記念に、山の斜面を切り開きポンカンを植えました。
 以来、ポンカンの木を子どもと同じように育てあげてきました。
 下草を刈り、肥料をやり、摘果をし、子どもたちも手伝い、収穫し、出荷し、家計の助けにしてきました。
 すでに「じゅんぼー」のオヤジは亡くなりました。
 今、みかん類の市場価格は下落、収穫しても、それに見合うお金にはなりません。
 なので、むかしのように十分な手入れはできません。
  それでも、しっかり張った根、伸ばした枝を維持し、実をつけ甘さをためて、提供しています。
 60才になったポンカン、エライ。
 ヒヨドリメジロなどたくさんの野鳥が、ついばみにやってきています。夜にはイノシシも来るでしょう。
 今日は、ウチの孫モドキ・近所のT少年らを連れて、この60才のポンカンちぎりにやってきました。摘んだポンカンはコンテナ2つ。
  私も、50代最後の1週間となりました。大切に、しっかりを過ごさなくては、と思います。
 天草への途中、高杢島によりました。
 カイトをあげ、
 昼飯を食い、
  カキを探して浜をまわり、
 少年はイソギンチャクをつつき、
  石を起こしては、カニをつかまえ、
   滑りそうになり、しかしコケず、
     風、強く寒かった。