1週間後、60才になるわたくし…。
と、同じ年に、植えられたポンカンの木です。苓北町の実家の松尾の坂の下。
同級生のいとこの「じゅんぼー」のオヤジが、息子が生まれた記念に、山の斜面を切り開きポンカンを植えました。
以来、ポンカンの木を子どもと同じように育てあげてきました。
下草を刈り、肥料をやり、摘果をし、子どもたちも手伝い、収穫し、出荷し、家計の助けにしてきました。
すでに「じゅんぼー」のオヤジは亡くなりました。
今、みかん類の市場価格は下落、収穫しても、それに見合うお金にはなりません。
なので、むかしのように十分な手入れはできません。
それでも、しっかり張った根、伸ばした枝を維持し、実をつけ甘さをためて、提供しています。
60才になったポンカン、エライ。
ヒヨドリ、メジロなどたくさんの野鳥が、ついばみにやってきています。夜にはイノシシも来るでしょう。
今日は、ウチの孫モドキ・近所のT少年らを連れて、この60才のポンカンちぎりにやってきました。摘んだポンカンはコンテナ2つ。
私も、50代最後の1週間となりました。大切に、しっかりを過ごさなくては、と思います。
天草への途中、高杢島によりました。
カイトをあげ、
昼飯を食い、
カキを探して浜をまわり、
少年はイソギンチャクをつつき、
石を起こしては、カニをつかまえ、
滑りそうになり、しかしコケず、
風、強く寒かった。