元自民党の県会議員で議長も務められた杉森武夫(86)さんが「くまもと九条の会」に手記を寄せられた。
「憲法9条には戦争犠牲者の思いが詰まっている。変えてはならない」と。
九条の条文には、多くの戦争犠牲者の悲しみばかりでなく、原爆という世界で初めて被爆した多くの犠牲者の無念の思いや苦しみがいっぱ詰まっているはずだ。戦争を知らない政治家には、そんな悲しみや苦しみはわかるまい。だから、法律改正に軽々しく手を貸す政治家がいるのでなかろうか」と書いておられる。
そのとおりです。
6月28日の「熊日」にも杉森さんの記事が載っている。紹介すれば、
杉森さんは、大矢野で長崎に落とされた原爆のキノコ雲を見たそうです。
終戦後は長崎で新聞記者として被爆者を取材して戦争の悲惨さを肌で感じたそうです。また妻は被爆の後遺症に苦しみ姉弟は亡くなった。
そして杉村さん「安保法制に賛成する議員らは自分の子や孫を隊員として海外に派遣できるというのか」と問う。