「原発と火山」-著者の火山物理学者須藤靖明さんの出版記念講演会がありました。
本はカミさんが買ってきており、手元にありますが、読むのはこれからです。
原子力発電所は日本に作ってよかったのか?
日本列島は安定大陸に相当する地域がない。今なお続く、自信活動や火山活動が何よりもその証拠となる。本来、作ってはいけないところに造ってしまったのが、わが国の原子力発電所である。
原子力発電所の敷地まで、阿蘇・姶良火砕流は達していたか?
阿蘇4火砕流堆積流は、玄海原子力発電所からほぼ30km付近の伊方里市に点在した状態で現在認められている。
火砕流噴火時には玄海原子力発電所付近にも当然堆積したと考えるべきであろう。
川内原子力発電所にも達していたと考えられる。
と、表紙の裏に書いてありました。確かに、4つのプレートがぶつかり合い、絶えず地殻変動と地震に見舞われ火山噴火が起こる日本、原発は作られるべきではなかったし、今は止まっているので、少なくとも再稼働はさせるべきでない。