サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

阿蘇を世界遺産に−白川郷から学ぶ


 16日に、チラシの学習会があります。
 世界遺産になった白川郷について、白川郷案内人の上手重一さんが講演されます。
 きっと貴重な話が聞けると思います。ぜひ、多数ご参加下さい。
 阿蘇世界ジオパークに、世界遺産に。
 熊本県阿蘇の市町村が忍例されるよう取り組んでいます。
 世界遺産の登録で阿蘇が世界中に知れ渡り、観光客が増えて経済的に潤うように、というのが行政の大きな目的かもしれません。
 「世界遺産登録」は、正式には、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」と言います。文化と自然の保護が目的です。様々な規制の下で保護されていれば、その魅力のため継続的に人が訪れることになり、結果、地域の潤いになると思います。
 TPP参加は、阿蘇の牧畜や農業を破壊し、ひいては景観も台無しにするでしょう。
 立野ダムも、美しい渓谷と原始林、柱状節理などの貴重な地質も壊してしまいます。
 やはり自然の保護、自然と共生した文化や農林業の保護が、何にも優先して大事だと思います。