サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

人生の最終章をどう生きるか−柳田邦男講演

 〜「物語を生きる人間」の視点から 

 ノンフィクション作家の柳田邦男さんの講演会が先日ありまして参加。
 こんなテーマの講演は初めてでした。なかなか良かったですね。(保険医協会:動画は×残念)
 会場でもらった紙に
 最期の刻(とき)まで よりよく生きるための「10の心得」
?動かせる身体の機能と知的働きを活かす。
?やっておきたいこと(生きる目標)を絞る。
?他者のために役立つことをする。
?病気がもたらしてくれた「いい面」(気づき、反省など)に目を向ける。
?いろいろな人々との「出会い」の幸運をかみしめる。
?懐かしい思い出は「心のゆりかご」。深く味わう。
?自分の人生を大河ドラマととらえて、節目節目の大事な出来事やエピソードを1つずつ章のタイトルにして、目次を作ってみる。
?自分の人生の目次に沿って、じっくりと書くか誰かに傾聴してもらう。短歌や俳句を詠むもよし。
?ユーモアの心を忘れない。自分で川柳やお笑いコントを作る。新聞・雑誌の川柳で、特に面白いものをノートに書き写しておく。
?次の世代に遺すものを考える。

 とあって、なるほど味わい深い。特に、人生をドラマととらえて、節目を章のタイトルにするというのは面白いと思い、考えてみました。
 少年期− 農家の少年として野山、海川かけ回る
 青年期− バイクに夢中、改造、仲間とツーリング
 青年後期−社会・政治にめざめ青年運動(民青など)に没頭
 壮年期-結婚、子育て  中年前期−  中年後期- これから。

 地球環境問題・人類の行く末がどうなるのか? 
 私は、長生きして確かめてみたい気がします。(能動的に働きかけながら)
 終章は、突然やってくるかもしれません。
 ですので、慌てず急がずとも、今の今も、?〜?の心得が大事なような気がします。
 「自分の死のつくり方」=「生をつくる」、「生き直す」など、講演内容は、また別の機会に。