一昨日の「さようなら原発」17万人集会の各紙の扱いにはガッカリ。「毎日」だけが、やっと一面に写真入りで載せている。
「読売」は志賀原発の活断層が1面トップで、「朝日が」ウナギが1面トップとは、どう言う事だろうか?。(東京版はわからない) 「赤旗」
みなさん、この「朝日」、どう思われますか?
民主党が自民化して、増税しかり、TPPしかり、オスプレイしかり、原発しかりで、政権交代前に野党だった民主党が、政権とってから、与党だった自民と同じ事をやり始めている。この症状が、政権交代時に一番の民主党応援団だった「朝日」に、如実に現れているのだろう。
消費税増税、TPP推進につづき、原発問題でも、「朝日」の「読売」化が進んでいる証拠でしょうか?こうなると財界・自民党系の「読売版」と、「朝日版」と表現してもおかしくないでしょう。主張に違いがないので。
今回は、さすがに、テレビでも、そこそこ報道した。
しかし大手メディアには、決定的な欠如があると思われる。毎週行われている官邸前集会も含め、再稼動を中止するよう、国民が政府に、強く決断を迫っている、この視点。
大江健三郎さんは、「政府に侮辱されていると感じる」と述べ、ルポライターの鎌田慧さんは「政府を弾劾していきたい」と述べた。
そして、その声は「原子力ムラ」から抜け出せない大手メディアにも、厳しく向けられていることを知るべきだ。
経営・編集局の上層部が政府よりだとしても、世界では稀な会社員ジャーナリストだとしても、国民の変化にふさわしく、メディアに関わる人も勇気を持って、変わるべき時だろう。