この時期、毎年、天草で「春マツタケ」が取れたとのニュースで流される。
今年、天草の市場に出されたのは2本で8万5000円。
帰るたびに見かける天草の松林は、松食い虫にやられて、茶色く枯れた木がめだつ。
マツタケが生えてくるというのは、それだけその山の自然の条件が保たれている証拠(共生関係)。
イノシシも増えているのに荒らされずよくとれた。松葉かきしてるのかな?(腐葉土になって土が肥える松はマツタケによくないらしい)
子どもの頃は母に連れられ、山奥に「松葉かき」。遠くで山犬の遠吠えが聞こえ怖かったことを思い出す。苗床に敷くために、山から道路まで天秤棒で担いだした母。強かった。
子どもの頃、シーズンの秋のマツタケはよく採ったが、春マツタケは1本も採ったことがなく、採れた話を聞くとうらやましいかぎりだった。
毎年、この時期のまつたけ、どこの、どなたが、どの山から採ってくるのか非常に感心がある。
いつか、「今年は、春マツタケが1本も採れなかった」とのニュースが流れないか心配。どこのどなたか知らない方に、マツタケ山・自然の維持管理を、ひたすらお願いするばかりだ。宜しくお願いします。(今月もたくさんのアクセスありがとうございました)