サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

原発とハコモノ

 玄海町議会の議会棟。3階建ての立派な建物です。町議会議員といえども廊下は赤じゅうたんでした。
 12人しかいない議員でも議場はこのとおり立派です。委員会室も豪華です。なにせ、危険な原発問題を論議する大事な議会ですから…。そりゃー国会議員なみの建設的な議論がされているはずです。ちなみに共産党の町会議員さんにも控え室が与えられています。その藤浦議員さん、九電、町長ら原発推進派の人たちに、真実を明らかにし、住民の安全のために孤軍奮闘、頑張っておられます。議会報告「玄海民報}もつくって配っておられます。

 海の上の温泉センターパレア。レストランもあります。
 人口6,738人、2000数百世帯。町民会館、体育館も非常にリッパでした。
 お隣の中学校は、結構古かった。↓

 薬草研究所なるものもありました。
 小さな町の豪華な施設、原発あればこそでしょう。公共施設の受注企業の中心は、建設会社「岸本組」。原発関連の施設も受注してま。町長さんの名も岸本。だいたい想像つきますヨねー。
 ハコモノも資金の大半は電源三法交付金。いわゆる電源三法電源開発促進税法、電源開発促進対策特別会計法、発電用施設周辺地域整備法)により、私たちが電気代に100円ばっかし上乗せして税金を払わされ、それが原発受け入れ町のハコモノになっている。危険なものを受け入れるアメの法律は誰が作った?誰が賛成した?
 しかし、放射能が降ってくりゃ幽霊屋敷。福島第一原発大熊町双葉町ハコモノ、今、どうなっているのだろう?