サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

古館アナが求め菅が約束-増税/TPP推進/議員削減

 テレ朝もフジテレビ化⇒「フジテレ朝」と言ってもよい現象。今日の報道ステーションでは古館アナが菅総理にインタビュー。経団連の主張をそのまま総理に聞いて求めて、言質を求めるようなインタビューが報道の名に値するのか?と腹がたった。
 やれ消費税は増税するのか?TPPは、本当に踏み出すの気があるのか?国会議員の定数削減の公約はやるのか?公務員は削減するのか?と。これでは、国民が「がまんしなければ…増税もしかたがない…」と思うのも無理はない。今まではフジ・サンケイグループの論調だったものが、朝日系も含め、どのテレビ局もどの新聞も、増税・負担増の大合唱。一方、もうけている大企業の法人税は減税、米軍には法外な思いやり税金投入の異常さなどの事実、別の角度、批判意見の紹介も、まともなものはほとんどなし。こんな異常がまかりとおるには、財界と主要メディアと民主党で何かがあったはず。(ローカル局、地方紙と地方欄は別。これでいいのか?と思っている記者もいると思います)
 「権力の番犬(ウォッチドッグ)」であるべきメディアが、権力のポチに成り下がって国民をだましにかかる。こりゃ、本気でメディア変えて、メディアを国民の側に取り戻すたたかいをしないと日本の未来ないなーと強く思う。チョムスキーの言うように、金持ちのための「民主主義」と、それを支えるメディアを、国民とジャーナリスの共同で変えなければ。