グラフは世界平均気温の変化を過去2000年間復元したもの。
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古気候学にによる復元と1850年からの観測で、この十数年で急速に気温が上昇し、1.1~1.2℃程度上昇している。
これは地表や海面近くの温度の平均値だが、大気だけを温めただけではない。増えた熱量の大半は地表面や深い海洋にまで運ばれているので、気温上昇と気候変動だけを見るのは本質を見失うことになる。
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気温上昇は、人間活動が原因でなければ説明つかない現象だとして、下のグラフは説明されている。
なお、中世の温暖期など、過去にも温暖な時期があったとし、又、縄文海進などの海面水位から、温暖化懐疑学者の考えを信じる人もいる。
緯度や経度、地域によっては時期的に大きな気温の差がある場合もあるが、それは全球温度=地球の平均気温とはならない。
また地区域の隆起や沈降によって、海岸線が変わることはよくあるが、それはその地域の減少であり、地球平均の海水準とは一致しない。
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