これは、お勧めです。わかりやすいです。何回かに分けて引用・紹介します。
主権者として語り、行動し、政治を動かす
市民+「立憲野党」がつくる新しい政治 だそうです。

- 作者: 中野晃一
- 出版社/メーカー: 大月書店
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: 単行本
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同時に私は、都市部の複数区でなぜ、予想よりも日本共産党が取りこぼしたのか?大阪と兵庫では自公と維新に独占され野党が負けたのか?、知りたいと思っていました。

中野さんは「民進党の候補がもっと先行してくれていれば、残る議席にもう一人野党の候補が入れた選挙区がいくつかありました」
また、野党共闘で「はっきりした対立構図をつくり、複数区や比例にもインパクトを与え投票率を上げ、全体として野党票を増やすという相乗効果を期待していました。〜伸び悩んでしまった〜」と語っています。
さらに中野さんは、安倍政権のメディア操作による「争点隠し」「選挙隠し」が横行、メディア側の劣化、弱体化を指摘しています。
野党側としては、「野党共闘の可視化」、表現も単なる野党共闘ではなく「立憲野党」という言い方をしてほしいと、中野さんは野党各党にも報道機関にも訴えていたそうです。
これらの認識は、なんとなく私が考えていたことと同じでした。とくに熊本では地震が直撃し、「非常事態の時は、文句を言わず力を合わせ国に協力を」と言った雰囲気もあり、残念ながら力強いと思わせる明確な「対決構図」をつくり出せませんでした。