サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

朴木砂防ダム―立野ダムの未来を暗示

 川辺川の上流部の朴木砂防ダム(ほうのき)です。川辺川はきれいといいましたが、10年ほど前に、この少し下流でキャンプした時の水質とは違い、藻がありました。どうやらこのダムが原因のようです。
 一見して、砂利ダムです。すぐに埋まってしまう土砂をためるダム、なんの意味があるのか。
 上流部に長く土砂が堆積しています。水質も悪化している感じです。
 写真=9年前(2007年7月)土砂管理研究グループの報告書の時点では、穴あきダムの穴から水が流れています。あっという間にダムは砂利で埋まってしまう砂防ダムが必要なのか。下流に川辺川ダムを造る計画で、そこに流入する土砂を減らす目的…。

 下流を見れば、自然のまま。上流部も同じようなの地形や河床であったはず。なんという自然破壊。

 立野ダムの未来を暗示しているようです。
立野ダム周辺の白川、黒川はがけ崩れ、亀裂がいっぱい。
 写真は、試験湛水や洪水時に水がたまると想像されるエリア。
 土砂で埋まるエリアになるかもしれない。