サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

町のレストラン選挙のお話し−2つの料理店

 ずっとギモンでした→ 憲法「改正」、アベノミクス原発… 個別政策ではいずれも不人気なのに、なぜか安倍政権と自民党の支持率が高い…この理由がわかりませんでした。
 「東京新聞」7/11付コラム。を読むと、なるほど💡、そうかもしれない思いました。引用し紹介させて頂きます。

「この町には2軒の料理店がある。大きい方の店「J」の経営は風変わりで、できる料理はカレーライスとハンバーグのみ。どちらも大した味ではない。見るのも嫌という人もいる▼試しに住民に聞いてみた。アベノなんとかというカレーライスを6割の人がまずいといい、改憲ハンバーグは5割がひどいと答えた。二つのメニューのいずれも人気がない。それでも、町のレストラン選挙ではいつも、もう一店の「M」を引き離し、勝ってしまう▼おかしい。あの店においしい料理はないのに。結果を疑った「M」の店主は探偵に調査を依頼した。探偵は選挙後、町の住民に聞いて歩いた。「あのカレー? ひどいね」「あのハンバーグは絶対許せない」。悪評しか聞こえてこない▼やはり不正投票の可能性がある。探偵は事実を知らせようと「M」に飛び込んだ。「やはり不正…」と言いかけてやめた。この店の様子もおかしい▼メニューを見た。「あの店のカレーはまずい」「ハンバーグは絶対阻止」と書いてある。「おいしい料理を作りたい」「こうやっておいしくします」と決意やアイデアもある。しかし、今すぐ提供できる料理がメニューのどこにも見当たらない▼探偵は店を出た。向かいに「J」が見えた。おなかをすかせた客がカレーを食べている。喜んで食べている人もいる。疑いながら、泣きながらの客もいる」
 と言う内容、さすがコラム氏さんです。
 さて、この2つの料理店、これからどうなっていくのか? M店、直ぐに料理がだせるおいしそうなメニューが出せるのか……続編が見たいものです。
 とりあえず8月1日に、東京都の料理店の物語をお願いしたいものです。