早い。
地震が起きて1ヶ月になる。
避難所や車中泊など、辛い生活がつづく被災者のみなさんにお見舞い申し上げます。
緊張を重ねた1ヶ月の精神的疲労の蓄積がそろそろ、怠く重く長く、感じ始め、続きはじめる頃です。
さて写真のネコちゃん。
御船町の被災地に、仁比参院議員、あべ広美弁護士と行ったときのものです。
家の人は別のところで寝泊まりしているそうですが、ネコは主のいない家を守っているかのようでした。私たちがそばによっても、逃げずじっと見ている感じでした。犬は人につき、ネコは家につく…近所の人が言っていました。
熊本市の避難所、拠点避難所へと集約をすすめたものの、懸念したとおり、あまり改善されていない。
特に食事は、相変わらずお粗末な避難所が多い。中央区の避難所では、昼食が菓子パンだったところ、夜はおにぎりにカップみそ汁の避難所もあった。
救援センターになっている共産党の事務所に、物資をもらいにきた男性に話を聞いた。
男性は、事務所の前の避難所の五福まちづくり交流センターで生活している。
驚いた事に、食事の提供がないとの事。カップ麺はもらえるそうだがお湯がなく、近くのコンビニにお湯をもらいに行き食べていると話された。
国の支援金を活用すれば1日、1100円で等しくバランスの良い食事を提供することができるはずだ。
炊き出しが困難なら業者に弁当を注文すればいいではないか。そんな避難所もある。
行政が被災者によりそい、責任を持つ姿勢が感じられず、適当にやっているとしかみえない。
熊本市は、何をしているのか?といいたい。
これでは関連死がさらに増える可能性がある。
自民党の参院議員で厚労大臣だったこともある舛添(自公)都知事の贅沢ぶり、テレビで見ている被災者はどう感じただろうか。
国が出した避難所の運営に関する通達は以下のとおり。地震後2〜3日のことじゃない。1ヶ月もたつ。