サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

自分の心を整理して


 いや、実におもしろいですね、小林節さん。
 まー、読んでみてください。
 野党5党がそろって選挙協力をすすめることを一番、喜んでいる人かもしれません。 そして野党が本当に一致協力しなければならない。
 勝てるムードを作らなければならない、といいます。
 まさに、そのとおり、勝つための戦略が必要です。
 そして小林さんは2点強調
 ①野党それぞれ党利党略、個利個略に走らないこと。
 ②魅力あるアピールと政策、魅力ある候補者を立てること。
  熊本は、候補者は魅力あります。
 あべ広美弁護士です。
  衆参7人とも自民独占に風穴をあけるチャンスです。
  男性議員だけ選出して熊本から、一人ぐらい女性議員がいてもおかしくない
 小林さん、野党結束について、大きなネックになっている共産党論について、これまでにない考え展開されています。
 「私自身もこれまで“普通”の日本人の一人として「反共」という「常識」を共有してきましたと述べ、」
 「戦争法の論戦の中で自分の心を整理してみると「反共常識」にはひとつの根拠もないと思うにいたりました」と語る。
 さらに「私は、野党で『共産党アレルギー』をもっている議員と、それをテーマに公開討論をしたい。そうすればその方の心が整理されますよ」と。ほう…。
 それはぜひ、お頼みしたい。
 
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 小林さんが言う「整理」について、私のひとつの提案です。
 選挙の際に、まず政党、候補者を選ぶでのはなくて
 自分の身近な生活実感から見て、その政策に賛成か?反対か?を考え、政策の是非を選ぶ。
例えば、消費税。
 ①1年後の消費税10%増税は、賛成か、反対か、決める。
 ②安保法制や、憲法9条の「改正」に賛成か、反対か、決める。
 ③原発の稼動に、賛成か、反対か、決める。
 ④TPPについても、賛成か、反対か…
 ⑤学費の引き下げ、奨学金無償化、医療費の軽減、年金、ほか、同様に、賛成、反対を決める。
 自分で決めたあと、それに賛成、または反対、している政党や候補者を総合的に判断して選ぶ。
 まっとうな選び方だと思うし、政党、候補者から選ぶやり方と、結論はちがってくる場合もあると思う。
もうひとつ、自分の投票歴史の検証です。
 過去の選挙で、どの政党の誰に入れ、それが正しかったのか振り返って検証してみる。
 中には、なくなっている政党もあるでしょうし、別の党の所属になっている人もいる。
 そのさい、自分が最初に選んだ政策の是非から見て、正しかったのかどうか?過去をふりかえる。 今日のニュースで、北海道の民主党比例選出(小選挙区落選)の鈴木貴子衆院議員が離党届を出した。どうも自民党と協力、自民党入り?
 選挙は、与えられた情報、政党・候補者の、宣伝された時々イメージを受動的に受入れ投票する、消費型の行動であってはならないと思います。
 主権者の主は、主体性の主、ではないでしょうか。長くなってすみません。