サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

首相動静−池上彰の「妄想」・安倍氏は誰と食事した?

 今日の「朝日」4面の囲みです。
 自民、議員にTV出演自粛令だそうです。
 BS日テレの「深層NEWS」に出演予定の秋葉賢也衆院議員が出演取りやめた。別の議員も出演を見送ったようだ。
 自民党は昨年も若手議員勉強会での発言が問題になった際もテレビ出演を自粛させた。
 都合の悪い時は逃げ回り、ちょっとした事を取り上げてはメディアに圧力をかける。
 司令塔は、自民党・官邸の「コミ戦」と思う。こんなことが許されるのか。
 首相動静 安倍氏は誰と食事した? (「朝日」池上彰の新聞ななめ読みから引用)
 安倍首相、「対話と圧力」ならぬ「食事と圧力」でしょうか?

 新聞の「首相動静」をめぐって、池上さんの「妄想」が実に面白い。
 「読売」1/22日付「安倍首相の一日」に「東京・大手町読売新聞東京本社ビル。渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長・主筆、清原武彦産経新聞社相談役、芹川洋一日本経済新聞社論説委員と会食」と書いてあるそうです。
なんせトップ部数を誇る新聞社が、本社に首相を招いて食事ですから驚きます。(しかし「読売」さん堂々としたものです。権力をチェックして報道するのが仕事のメディアなんですが、権力と飲み食いして…ま、報道はしませんわな…。中身すっぱ抜けば特ダネですが)。こんな日常化を許している国民のメディアリテラシーを採点すれば赤点かも。
 ところが同日の「日経」の「首相官邸」には、一緒に食事した自社の芹川論説委員長の名は除かれている
 「毎日」には、今井環NHKエンタープライズ社長(元NHK記者・ニュースキャスター)の名前があった。
 そして「朝日」には、これらに加えて、橋本五郎読売新聞東京本社特別編集委員、ジャーナリスト後藤謙次氏、評論家・屋山太郎早野透桜美林大教授」の名前がつらなる。
 これだけの名前があれば、池上さんでなくても「妄想」は高じる。その後、早野氏は出席していなかったと「朝日」は訂正。
 みなさんだって「妄想」しますよね。私だってします。当ててみましょう。
 安倍総理が「甘利さんを守りたいけど、どうしましょうか?」とか相談したんでしょう。
 「週刊文春、どこまでネタ握っているんでしょうか?」とか
 「みなさんはあまり(甘利)報道されないよう…お手柔らかに…」
 「軽減税率には、新聞も約束どおり入れましたし…」とか。
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 いかかがでしょう? もっと真実に接近できる「妄想」があれば、どうぞコメントを。