27日、環境ネットくまもと主催で、立野ダムの現地調査と学習会があり私も参加しました。
天気もよく(少し霞ぎみ)あちこち写真を撮ってきました。
こちら、ダムサイト建設予定地です。
鉄橋の先にダムが作られようとしています。
緒方紀郎「ダムによらない自然と生活を守る」会事務局長にわかりやすく説明していただきました。
ここがダム本体の現場です。なにやら重機が動いておりました。国交省の工事ですが、非常に気になりました。
90mのダムを想像すると相当に高いコンクリート壁です。
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ダムが機能するかどうかをテストする「試験湛水」では、1年ほど水を貯めるそうです。
そうなれば、こちらの鉄橋の上限近くまで水がくると聞きました。
当然、美しい北向山原始林の多くが水没し枯れてしまいます。
多様な生態系にとって水辺が大事、大きな影響を受けます。
また、堆砂が貯まりこのあたりも埋もれるかもしれません。
治水に役たたず危険、自然を破壊する1000億円近くの税金のムダ使いです。
流域の住民、最大受益地とウソの恩をきせられる熊本市民、県民、国民の世論と運動で、必ずダムを止めましょう。
5月18日、10時から現地調査を行い午後1時半から大津町でシンポが行われます。どうぞご参加を。(主催:ダムによらない…会)