サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

中国の大気汚染、別側面

  中国の大気汚染物質が九州にも押し寄せてきている。
 中国に限らずインドやインドチャイナ半島などからも出ている。
 熊本も時々、薄くモヤがかかったようになる時がある。
 ケシカラン事、どうにかしてくれと言いたい。
 で、別側面について少しばかり言わせて下さい。
 汚染物質の原因となっている発電や工場のばい煙は、工業製品をつくるため。その製品を輸入し使っているのは、日本や欧米の人たちだ。安いから。
 安さの裏に低コストが横たわり、環境に配慮しない工場が、中国の人たちの健康を害し、日本その他の国にも影響を及ばす。地球はつながっている、どうにかしないと…。
 もうひとつ。
 アジアを中心とした途上国のばい煙問題は、わずかだが地球温暖化を低減させている面がある。 火山の大規模な噴火で低温下が起こる事と同じ。
 化石燃料を燃やして、相反する、温暖化を招く温室効果ガスと気温低下を招くばい煙を出す。
 日本並みにMP2・5排出を抑え、「きれい」煙をだすなら、気温増加は本来の姿になる。更に、黒点消滅で弱まっていた太陽活動が元にどれば気温上昇は、これまた本来の上昇を示すだろう。
 なんとも困ったもの。ホントにほんと、低エネルギー社会へ、自然エネへ、持続可能社会へと急ぐ事が必要と思うしだいです。