今日の「朝日」、自民の安倍新総裁。本の広告が載っています。
「約束の日−安倍晋三試論」(小川 榮太郎著)。もちろん買ってません。予定もなし。
本の広告には、三島由紀夫の割腹自殺前の自衛隊での演説を引用してある。
約束とは、「強い日本」=「九条改憲・軍隊の保持・海外派兵」の実現のようだ。
アマゾンのレビューによれば本の内容は、政権を投げ出した時の理由が、メディアのいわれのない安倍総理批判にあった、とするようだ。フンフン。
私の記憶では、確かに体調が悪くなって投げ出した。その印象(事実)払拭のための本のようだ。次の総選挙で政権交代・総理の返り咲きを狙ってのことだろう。自信あるのなら、自分で書けばいいのに。
参院選中の彼、総理演説は、新市街で聞いた。迫力がなかった訳ではない。
「政権投げ出し」は、彼の二世おぼっちゃま性格のせいだとの、メディアのコメントはあたっているだろう。だが思い出すべき、本質的な問題がまともに報道されていない。
彼が行き詰まったのは、インド洋の米軍艦船に、自衛隊が国民の税金で燃料を補給する法律が、期限切れが来るのに、参院で野党に反対され更新できなかったからだ。これに悩んだ。
アメリカの要求に応えられない事を痛々しく悩んで、心身壊して…。弱い性格は、まー仕方がないだろう。私も強くない。
ただアメリカに、「野党の抵抗が強くて、できませんでした」に素直に言えばすんだハズ。要は、野党の責めに悩んだと言うより、アメリカが怖くて悩んだと言う事が本質だ。できなくても大した事はなかったのに。
だが懲りていない。
総選挙の争点に九条改憲を選ぼうとしている。
おそらく橋下・維新と組んで。
やめとけ!
今度は、国民の抵抗で心身を病み、また政権を投げ出す事になる。