とりあえず、ブータンの最後に、第4代ワンチュク王のドルジェ・ワンモ・ワンチュク王妃の著書を紹介。ドルジェ元王妃は、元国王と私と同学年の1955年生まれ。
彼女は、産婆役の父親から、取り上げられたようだ。先に兄と姉の産婆役を務めているので手馴れたものあったらしい。ブータンの山村ではよくあることらしい。仏教が国教の国で「エー?」って感じです。わたしも3人の出産に付き合いはしましたが、。
妻が産む、子どもは出てくる、夫が取り上げる、「夫サンバ」、これいいかも…です。医学的な知識の伝授は必要ですが、共同作業としてこれ以上のものはないかも、です。
ブータンの村では、産褥期間中、夫が数週間、妻に付き添い介護するしきたりだそうです。それを思うと私、超高齢出産の妻に、今さらながら、誤るばかりです。当時に戻って、すみません、です。
同じ仏教国の日本と違い、山の奥の閉ざされた仏教小国では、こんな先進的なしきたりがあるようです。いつか行ってみたい国ブータン。妻へのお詫びのしるしに、連れられていってみたい桃源郷ブータン。金とヒマがほしい。