サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

辺野古新基地-自然災害にも攻撃にも脆弱

 「朝日」2/22耕論 辺野古 米国から見た がなかなか良かった。引用紹介する。
 昨日、書いたように地球温暖化・海面上昇が安全保障上の脅威と指摘する専門家を初めて知った。元米国務長官主席補佐官のローレンス・ウィルカーソンさん。
「日本政府は辺野古沿岸部を埋め立てて建設する時代ではありません。気候変動により海面上昇で自然災害を被るリスクは高まっています」「60~70年後には巨額の建設費が無駄になってしまうおそれがある」と警告する。
 具体例として、
マーシャル群島の弾道ミサイル試験場が近い将来水没するリスクが報告されているという。
 また米東海岸の「ノーフォーク海軍造船所は、原子力空母が寄港する重要な港ですが、近年は急激な海面上昇による高潮などの大きな被害を受けています。30年後は使えなくなるという懸念が出ているのです」という。中国が南シナ海で埋め立てた基地も同様だろう。
 各国国民・政府は、安全保障の現在進行形の脅威がなんなのか?現実を見据える必要がある。低地、埋め立て地は海に沈むと言う事だ。ミサイルも爆弾も飛んでこないが、人類が温暖化・海面上昇に直ぐに対応しなければ、来世紀に向けてじわじわと十数メートルの海面上昇に攻撃される。
 領土は海水によって略奪される。自らの、自らへの(地球)攻撃によって。
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 明日は沖縄の県民投票日。
 安全保障の勘違いを正し、税金のムダ遣いをやめくらしと教育、環境に回すため、明々白々の審判を!

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