サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

南極の氷床面積が史上最少を記録しそう

トランプ米大統領が毎日、物議をかもしだして人間社会、そのいざこざをよそに地球環境の悪化は深刻な事態へと進行している。
 この時期、南極の氷床の融解が極端に進んでいる。
 JAXAの画像のとおり、2/4現在、237万3021万平方kmで同時期、観測史上最低の氷床面積になっている。グラフの赤の線で現在の面積。下の図、黄色い線は1980年代の平均面積。西南極の氷はほとんど融けている。
 これまでの最小は、1997年2月19日の225万1372万平方㎞なので、おそらく今年は3月にかけて最小面積も更新するだろう。
 南極の棚氷の融解・崩壊が進み氷河の流出は早くなるだろう。当然、海面上昇は加速される。
 ホッケースティック論争で有名になった。マイケル・マン。クライメードゲート事件として攻撃され大宣伝された。その後の調査の結果、問題がなかったことが明らかになった。先日紹介した「地球温暖化論争」マイケル・マン著、について、明日から少し書いてみたい。トランプ米大統領の出現で、同じことが繰り返されそうだからだ。