サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

「橋下教育」-新聞論評、好ましい変化

  新聞の記事で、橋下主義に関し、好ましい変化がおきている。
 今日の「熊日」に春木進編集委員の記事が載っている。「橋下改革案、教師に絶望感」の見出しで、取材した教師の率直な思いが示されている。
 大阪の現実⇒大阪市教員の精神疾患による求職率(08年)は、1.51%で0.59%の全国平均を大きく上回っている。 世代的にも30代が少なく、臨時採用が多く、採用試験の競争率も少なくなり、今年は採用内定者から280人も辞退者が出たようだ。
 「公立高校に通う子どもたちの学力水準は、子どもたちの家庭の階層的分布(経済力)に強く規定されるというのが教育社会学者の基本的考え方」と清水宏大阪大学大学院教授の著書を紹介している。これを裏付けるように、池田知隆前大阪市教育長は言う。
 「全体に貧しい層が増えました。学力の高い子どもの数は減っていないのですが、低い子どもが増えて、平均値をさげています。原因は、貧困の問題に尽きます。これは日本の縮図でしょうね」「大阪市生活保護受給者は5.63%(11年)全国平均の3.5倍。修学援助比率も33%、離婚率も不登校率も高い
 学力問題って、結局格差と貧困の問題。新自由主義が⇒格差と貧困を生み。新自由主義教育が学力の格差と貧困と荒れを生む。
 解決には、              ある