サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

 トランプ大統領日米安保の廃棄について発言したと米メディアが報道しました。大統領選の時も堂々と発言しました。
 「では、そうしましょうか…」と日本側が言ったとしたら、米国はどう反応するのでしょう?
 米国の日本に対する権益は異常です。それを許す日本は超異常です。
 まず、原子力空母機動部隊の母港である首都近郊の横須賀基地を返してもらいましょうか。絶えず夜間も含め艦載機の離発着訓練も必要です。相手国への圧倒的な打撃力を持つ空母の母港を許している国はなく、日本だけです。アジア太平洋の広大なエリアの前方展開で即時的な軍事介入ができる第7艦隊、嘉手納や三沢などの第5空軍の司令部が首都の横田にあり、第9陸軍の司令部が座間にあり、殴り込み部隊の海兵隊基地が沖縄や岩国にある。
 国民の多くはだまされているが、いずれも部隊の性格や装備・訓練を見れば防衛部隊、日本を守る部隊ではなく他国攻撃部隊である事がわかる。朝鮮戦争ベトナム戦争イラク・アフカ゛ン戦争などで他国を攻撃した歴史を見れば明らかだ。
 だます手口は古今東西いつも同じ。相手国の恐怖・脅威を煽ることだ。旧ソ連、中国、北朝鮮、テロ…。従属国の指導者と主要メディアは、その脅威煽りの決定的役割を果たす。逆の立場は考えない。
  さて、
「先制攻撃できる自衛隊」半田滋著のつづきです。
 米武器の爆買いの3回目はF35戦闘機です。金がかかっているのでステルス性能のいいのかもしれません。

 でも米会計検査院か多数欠陥の指摘を受けていてもなかなか欠陥が解消しないようです。理由は、空軍、海軍、海兵隊の使用で欲張ったムリな設計にあるようです。
 半田氏によれば、40年前に開発されたF16戦闘機との模擬空中戦(2015年)で負けたそうです。
 自衛隊が購入したF35のA型は4月に墜落した。「空母いずも」に搭載するB型の寿命は飛行8000時間の想定が2100時間に留まる見通しだそうだ。他の戦闘機の寿命は30年以上だがF35Bは10年程度となる。
 合理的な米国は、日本が古いからと退役させてF35に買い替えるF15を、十分つかえるとして発注するそうだ。日本は欠陥機を爆買い。必要な年金も払えない国、さらに削減する国。