「中国一強」時代(富坂 聰著)の続きです。

建設中の再エネ設備容量の各国比較は、表のよう紹介されている。
中国は世界の64%を占めていて、アメリカの8倍以上。
また中国国内での発電設備容量は、火力発電、43.1%、原子力1.8%、太陽光26.5%、風力15.5%、水力13%となっており、すでに半分以上が再エネとなっている。
日本の23%程度とは大違いだし、化石発電は68%でCO₂を排出しまくっている。
それでも中国は世界の製造業として、温室効果ガス排出は世界一だ。
これはこれで問題、経済が拡大すれば再エネを増やしても、エネルギー需要に追いつかない。
中国でもうひとつ大事なのは、送電網を広げていること。
チベット自治区から重慶市などをつなぐ総延長1901㎞の送電線で、800㌔ボルトの超高圧直流送電で電気ロスを減らした。海抜4800m近い高地にも送電網をつなぐ難工事をやってのけている。
さらには通信網の整備。
昨年、5Gの通信基地局が全国475カ所にまで拡大した。
なぜ、電気と通信を全国に広げるのか?
それは、EVと完全自動運転を広い国土の全域で実現するためだ。
ここまで進んでいる大国に、日本をミサイルを向けようとしている。
