サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

不破哲三さんが亡くなった

 日本共産党の前議長の不破哲三さんが亡くなった。
 ご冥福を祈りたい。
 時代は代わる。
 理論家が次々去っていく。

 不破さんの国会質問は核疑惑など、とても鋭かった。
 共産党の政治路線、党建設の近代化にも力を発揮した。
 そして何より、科学的社会主義の理論を発展させた。
 宮本顕治さんが敷いた路線を受け継ぎ発展させた。
 スターリン的な社会主義論の誤りや限界を克服するために力を尽くした。
 90過ぎても理論活動をつづけ論文を書き続けた。スゴイことだ。

 宮本さん時代は、不破さん以外にも、上田耕一郎や聴濤さんなど、他にもたくさん理論家がいた。
 今、共産党の理論家といえば、志位さんぐらい。
 若い理論家づくりに成功していない。
 なぜかわからない。

 ひとつ思うことは、マルクスエンゲルスの古典研究に集中しすぎたのでは?と感じる。
 マルクスは、さまざまな古典も研究しただろうが、当時の最新の諸科学の到達を学び、時代を解明する、理論構築に生かしたと思う。
 特に、MEGA版の第4部は、資本論を書いた以後にマルクスが研究を重ねたノートが本になっている。
 いわばマスクスが最終的に到達した研究だった。
 そのMEGA編集に携わった日本人にいた。
 第4部を読んでいない不破さんには、元気なうちに若い理論家、斎藤幸平と対談してほしかった。
 例えば、惑星規模の物質代謝論、人新世、テクノ封建制などなど。
 双方に、きっと大きな刺激があったと思う。

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