日本共産党の前議長の不破哲三さんが亡くなった。
ご冥福を祈りたい。
時代は代わる。
理論家が次々去っていく。
不破さんの国会質問は核疑惑など、とても鋭かった。
共産党の政治路線、党建設の近代化にも力を発揮した。
そして何より、科学的社会主義の理論を発展させた。
宮本顕治さんが敷いた路線を受け継ぎ発展させた。
スターリン的な社会主義論の誤りや限界を克服するために力を尽くした。
90過ぎても理論活動をつづけ論文を書き続けた。スゴイことだ。
宮本さん時代は、不破さん以外にも、上田耕一郎や聴濤さんなど、他にもたくさん理論家がいた。
今、共産党の理論家といえば、志位さんぐらい。
若い理論家づくりに成功していない。
なぜかわからない。
ひとつ思うことは、マルクスやエンゲルスの古典研究に集中しすぎたのでは?と感じる。
マルクスは、さまざまな古典も研究しただろうが、当時の最新の諸科学の到達を学び、時代を解明する、理論構築に生かしたと思う。
特に、MEGA版の第4部は、資本論を書いた以後にマルクスが研究を重ねたノートが本になっている。
いわばマスクスが最終的に到達した研究だった。
そのMEGA編集に携わった日本人にいた。
第4部を読んでいない不破さんには、元気なうちに若い理論家、斎藤幸平と対談してほしかった。
例えば、惑星規模の物質代謝論、人新世、テクノ封建制などなど。
双方に、きっと大きな刺激があったと思う。
・
www.jcp.or.jp