「検証 安保法制10年目の真相」ー『仙台高裁判決』の読み方(朝日新書)を読んだ。
難しい法律論だが、とてもわかりやすかった。
安部元首相が強行した2015年の「安保法制」・集団的自衛権の行使容認は違憲だとする全国での裁判は今も部分的につづいている。
この本で取り上げられているのは、仙台高裁の小林久起裁判長が下した判決文についてだ。
本を読んで、なるほどが多かった。
結論は、憲法判断を避ける統治行為論は採用せず、しかし集団的自衛権容認の閣議決定や安保法制が憲法に違反しないとした。
しかし、自衛隊法76条1項2号、集団的自衛権の行使は、実質的にはできない判決となっているとこのと。
ホ~ッ といった感じ。読んでいくと、なるほどが多かった。
とはいえ、今や敵基地攻撃ミサイルが熊本市健軍にも配備されることになり専守防衛の憲法9条は破られている現実もある。
司法でのたたかいの到達点の一つがここにあり、国会でのたたかいもある。
何よりも憲法を実行だせる国民の運動こそが広く強く求められている。