日本人の「戦争」 河原宏著(講談社文庫)のつづきです。
戦後80年の8月15日が過ぎ、先の「アジア太平洋戦争」のニュースや番組も少なくなった。
これから12月に向けて、無条件降伏文書調印による、国際法上の敗戦の9月2日、これは相手国にとっては戦勝記念日、世界的には第2次世界大戦の終結へとなる。
また12月8日のハワイ真珠湾奇襲攻撃、それに至る対米英開戦に向けて、日本の戦争準備と外交どいかに進んだか?大事な季節となる。

9月2日、3日は、アメリカ、中国、ロシアその他の国々にとって、日本への戦勝記念日として祝される。
また各国にとってもファシズムを打ち負かして第2次世界大戦を終わらせた記念日でもある。
日本国民にとっても、長く苦しい戦争と人権抑圧の政治、社会からの解放として記念すべき日ともいえる。
しかし、そんなことは学校でも教えられず、世間でも語られていない。
よほどの情報に接しない限り、思いもしない9月2日の事。
多くの日本人は、戦争は「終わった」と思っており、降伏したとの認識が希薄だ。
それが戦後日本に暗い影を落としている。
河原宏著の日本人の「戦争」で、戦争責任は取り上げられている。
それは別の機会に述べたいが、「日本降伏」(纐纈厚著)では、ナルホド記述がされている。
「戦争責任は誰にあるのか?」の問いは、誰が戦争を計画し、実行、指導したか?と 問うことだ。