
久しぶりに気候危機問題の本、異常気象の未来予測(ポプラ新書・立花義裕著)を読んだ。
昨年、おととしと、猛暑つづきで、日本でも世界でも気温上昇の記録を更新した。
今年7月~8月初旬は、ずっと雨も降らず、とても暑く、8月5日には群馬県伊勢崎市で日本国内歴代最高気温となる41.8℃を観測した。
ところが8月になって先日来、線状降水帯が発生して大雨が降り続き、梅雨?前線が上下していて、まるで梅雨末期のようだ。まさに異常気象。
著者によれば、日本の四季は、夏と冬の2季に移りつつあるという。
秋が短くなり、春も短くなる。夏は猛暑と豪雨。冬は低温にならず、雪があまり降らず、場所にって豪雪に。
猛暑になって温暖化が原因だと心配しながらも、政治も社会もCO²排出削減に向かわない。選挙の争点にもならない。
著者は、SDGsに関し、
「人はおもしろい事や儲かることには興味を持ちますが、義務感から行動する人は稀です。SDGsをとおして、おもしろくて、儲かることを見出し、それを実行しなければ本当の意味で世の中には浸透しないでしょう」と言う。たしかに。
面白くなければ、温室効果ガス排出の削減、気候危機対策は進まない。
温室効果ガス排出の削減は、儲からなければ進まない。
となると悩ましいことに、やることがなくなってくる。
逃げ切り世代としては、
ごめん、わが亡き後に〝洪水よ来たれ〟
本当の巨大洪水は、海面上昇。数百年、数千年つづく。