サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

アインシュタインは社会主義者

 アメリカの月刊誌・マンスリーレビューは、1949年5月に創刊され、現在まで世界の社会主義運動の理論交流誌となっている。

 アンシュタインは社会主義者だった。
 そのアインシュタインがマンスリー・レビュー創刊号に文書を寄せている。
 タイトルは、

 なぜ社会主義なのか
 
 当時は米ソ冷戦のさなかで、アメリカではレッド・パージが行われていた。
 それに抗い、アインシュタインは寄稿している。

 ほんの一部だけ引用する。
「生産手段の所有者は、労働者の労働力を購入する。生産手段を用いて労働者は新しい財を生産し、それは資本家の所有となる。この過程の基本的なところは、両方を本当の価値で考えたときに、労働者が生産するものと彼が支払われるものとの関係にある。労働契約が「自由」である限り、労働者が受け取るものは彼の生産した財の本当の価値で決まるのではなく、彼にとっての最小限の必要と、資本家からの労働力の需要とその仕事に就きたいという労働者の人数との関係で決まる。理論的にも、労賃がその労働者の生産するものの価値で決まるのではない、ということを理解することは重要である」

https://monthlyreview.org/product/albert-einsteins-why-socialism-the-enduring-legacy-of-his-classic-essay/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%B4%E3%83%A5%E3%83%BC
 
ad9.org
元は米国のマンスリー・レビューの引用ですが、上記サイトから全文引用・紹介したい。