今日は告示、上天草市議選で宮下さん応援のためビラのポスティング、6人で参加しました。
漁村を2コース。空き家も多く、人通りも少なく、車も少ない。
過疎が深刻な感じです。
いまどき、上天草は、たった一人の女性議員、候補者のようです。
困った人の声、女性の思いを届けるためにぜひ再選を果たしてほしい。
困っている人たちに水俣病被害者さんたちがいます。宮下さんは議会でも取り上げています。
龍ヶ岳山頂に上り、途中の集落数件にもビラを届け、
先週と同じように、水俣病の本田さんから話を聞きました。
本田さんの子どもの頃、泳ぎが得意な子どもが突然、溺れることがたびたびあったそうです。
泳いでいるときに、水俣病特有、足が〝つり〟動けなくなったとこのことです。
でも、そんな症状がありながらも、多くの人は水俣病とは思わず、齢を重ねてきました。
民医連などの、ボランティアの医者、看護師らの診察を受け、水俣病と告げられるまでわからなかったようです。
水俣病が、家族や親せき、地域からでると、魚が売れなくなる、結婚できないなど、差別が蔓延るようにされた結果でもあります。
加害者の国が、責任ある国・県が、早くから沿岸住民の健康診断をしていれば、症状は水俣病とされたと思う。
水俣病は忘れられつつあります。どんなにひどい事も、時とともに、風化は避けられない。
大事なことは、風化の前に、加害者を処罰し、謝罪させ、補償をさせ、その記録を残すことです。
現在、水俣病問題は、加害者国の理不尽な抵抗で被害者が切り捨てられてきている、このまま見過ごすことができない現在進行中ということ。
たたかい、多くに人びとに事態の認識が広がり、ほんとうに全面解決する事が、これから起こる様々な国家犯罪、企業犯罪を繰り返さない道だと思う。誤りを社会全体のものにするため
そのため、支援している労組や多くの団体、議会で追及、提案したりしている政党、議員たちの努力も知ってほしい。
報道では、あまり知らされない、権力の本質、住民、国民のたたかいの重要性を水俣病のなかで知ってほしい、と思います。