13日、「わいわい岩下応援会」の岩下大津町議の出身地は天草です。私も天草。
天草の入口の上天草市の市議選(20日告示)宮下さん応援で大矢野町でポスティング活動。
その後、姫戸町で昼食、水俣病の学習のため龍ヶ岳の山頂に上って、水俣病の学習。
「ちいさな学び」メンバーも、4月度の学習会として、水俣病学習会に子連れで参加。(全体:大人10人子ども4人)。
500メートル近い龍ヶ岳の山頂から、八代海を眺め、被害者の本田さんたちから話を聞きました。
島は御所の浦、その向こう側が水俣、葦北です。
水銀を含んだ魚やプランクトンは、不知火海・八代海全体を回遊、漁師も水俣沖にいって魚を取って、住民が家族と毎日毎日、食べました。
なのに海に線を引き、年代にも線を引き、症状があっても、この地域は水俣病と認めない加害者国・行政。
なので彼らを相手に、繰り返し裁判をしておられます。
5月1日は、公式発見69年、私と同じ年齢。
70年近くなっても解決しない、加害者が罪を認め、賠償をしようとしない。
この不正義に果敢にたたかって解決させる事が、次の公害や企業、権力犯罪を繰り返させない道です。
そのたたかいは、被害者原告・家族、弁護団、民医連などの医者、医療関係者、労働組合や民青や新婦人など、幅広く永い支援があっての事です。
また政党では特に日本共産党が、水俣市や上天草市などの熊本、鹿児島の地方議員が水俣病問題について議会で取り上げてきました。
国会では仁比聡平参院議員ほか衆参国会議員が、県・国、チッソの「水俣病幕引き」政策を追及、全面解決の提案を行ってきました。
被害者に対し、加害者が謝罪し、補償をするのは、普通の事です。
それを、大企業にも国にも、当たり前の事として、日本社会に定着させていくために、抵抗は大きいですが引き続き頑張っていこうと思います。
私たちは主権者です。
いま進行中の半導体企業TSMCによるPFASの下水道→坪井川→有明海排出。県は、水俣病の苦い経験から予防原則を発動すべき。
私たちは、原発事故、災害ほか、予防原則の重要性をたびたび経験し学んでいるはずです。
分解しないPFOAが有明海に蓄積し、ノリなど海産物を汚染しないうちに、熊本市民、有明海沿岸住民も、声を上げるべきでないか、と思います。
主権者の普段の努力が大切です。