サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

海上自衛隊の護衛艦が台湾海峡通

 自衛隊の戦艦が台湾海峡を通過のニュース。
 過去には米艦船などと共同で通過したことはあったが今回は単独だ。
 もちろん台湾海峡は、幅130キロと広くないが、国際海域なので無害通航は、認められている。
 「読売」は、中国の戦艦が沖縄本島宮古島の間(約200キロ)を通過したことに対する牽制と書いている。宮古海峡は、中国にとって太平洋への出口であり、南西諸島の島々の中では一番広い。

 日本政府の考えは「牽制」かもしれない。でも中国にとっては何を意味するのか?考える必要がある。
 台湾海峡と言えば、極めてセンシティブな場所。
 中国本国、主要都市の目の前を日本の軍艦が通過する事は、東京湾の近くを中国の戦艦が通過すると同じような意味合いがあり、米国に例えれば、ニューヨークやワシントンの沖を中国戦艦が通過するようなものだ。
 米国を見てみなさい。大統領がトランプに変わったら米国は、プーチンの立場になってしまい、ウクライナを見捨て、これまでの支援を資源で返せとゼレンスキーに迫っている。
 米国は、日本に兵器を買わせ、ミサイルを中国に向けさせ、イザとなったら「アメリカ第一」あとは知らんよ、好きにしなはれ、となるかもしれない。まったく信用できない。

 日本も中国も、エスカレーションは、避けるべきだ。 

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               (写真:ウィキより)