2/16日の「赤旗」日曜版見開きです。
半導体・AI企業に14兆円もの国費が投じられるという。
国民の多くは物価高に苦しみ、医療や介護職も厳しい経営の中、労働者もたいへんな思いをしているのに、なんで大企業に莫大な税金を投入する?
背景には、①出資企業が自民党に企業献金し、莫大な予算を確保。
②日米の軍需目的--戦闘機やミサイルなどに使う半導体を製造する--日米軍事同盟が背景に。
戦闘機やミサイルといったって、スマホや自動車などと違い、半導体を使う数は圧倒的に少ない。
つまり利益率は、小さいがそこに安全保障という理屈が加わる。
国民のくらしの安全保障、
災害からの安全保障、
食料と農業、自給率の安全保障はどうなる。
危機が深まり国民の安全を守れていないのに。
軍事ばかりが安全保障ではない。