サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

日本軍 毒ガス

 都合の悪いことは隠される。特に加害にかかわる事柄は。
  今週の「赤旗」日曜版です。
 戦争中に中国などで、青酸ガス、イリペット、ルイサイトなどの大量の毒ガス兵器が使われ多くの住民が殺されました。
 戦争が終わった時、大量の化学兵器を棄て、これが原因で被害が多数起きている。
 2003年チチハル市で建設現場からドラム缶が掘り出され毒ガスが噴出、住民4人が被毒し、1人が亡くなった。

 それらの毒ガスの生産・貯蔵庫が行われたのが瀬戸内海の大久野島
 軍事優先の下、生産に携わった労働者も気管支炎などの後遺症がのこり苦しみました。
 その数約6700人、うち1100人は学徒動員された13~15歳の子どもたちだった。

 学徒動員や工員の退避豪は、1.5mほど掘った穴。
 幹部用は分厚いコンクリートに土に石を積み上げた丈夫なもの。
 戦争は、だれを守り、だれをまもらないか。