サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

資本主義VS気候変動④ダイベストメント-化石燃料からの投資撤退

 まだ読み途中の資本主義VS気候変動(下)からダイベストメント運動について紹介します。
 化石燃料関連からの投資の撤退を呼び掛ける運動。大学や宗教団体、地方自治体など公共の利益に資する機関に対して、保有する化石燃料の株や社債を売却するよう呼び掛ける運動で2012年にアメリカで始まった。
 イメージとしてはこんな風です。

 タバコは昔、多くの人が吸っており、映画のシーンにもよくでていた。ところが今は、「健康のために吸いすぎに注意しましょう」が浸透し、タバコを吸う人は減っている。タバコは健康に悪影響を与え、医療費の社会的コストだって高くなる。
 化石燃料は地球の健康を蝕むし、生態系もその一部の人間にも致命的な影響を与え元に戻らなくなる。
.f:id:adayasu:20200328195029j:plain:w150:right
 もっとも最近では、運動の圧力よりも、再エネのコストが急激にダウンしているため、化石から投資の撤退が起こり再エネへと移動している。
 そのスピードを速める事が肝心だ。同時に省エネだ。エネルギーの需要が増えたら再エネさえ追い付かない。CO2排出は減らない。