昨年、知った人で私にとって歴史的と思える人は2人。
ひとりは、環境活動家のグレタさん。もうひとりは斎藤幸平というマルク主義の学者さん。↓この方です。
一人一千五百万円くらいするプライベートジェット世界一周ツアーが大量の二酸化炭素を排出。まずはこういうのを即刻禁止すべき。https://t.co/7h7pJxef4H
— 斎藤幸平 (@koheisaito0131) 2020年1月20日
気候危機の問題、惑星地球と人類の関係性などマルクスの自然観を今日に発展させています。
私が十数年、探し求めていた考え方です。まだ、今から私も勉強です。
斎藤さんは、最近、新聞や雑誌、ラジオなどで目に耳にするようになりました。
いまどきマルクス主義者、しかも33才なんて驚ぎです。著作もまだ2冊程度。マスクスの新メガ版発行にもドイツでかかわっていたようです。
米国のサンダースやEUほか、グリーン・ニューディール政策の考え方はいろいろあるようですが、「資本主義」的でないグリーン・ニューディールです。
少なくとも利潤主義でない、地球と生態系の許容範囲に人間活動を制限するシステムを構想しているように思えます。
なにせ「気候階級闘争」なる発想をもっておられます。
「世界の環境プロレタリアートよ団結せよ!」みたいなカンジ。
エコロジカル・マルクス主義(社会主義)に関心のある方、下の動画をご覧ください。
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資本主義の終わりか、人間の終焉か? 未来への大分岐 (集英社新書)
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