参院選が終わった。
新聞の一面トップは、「改憲勢力2/3は届かず」、「自公 改選過半数」が多かった。
注目は、1人区32野党共闘で10勝したことだ。特にイージズ・アショアに揺れる秋田でミサイル基地反対の候補が勝ったことは、沖縄を励ますことになりとても良かったことだ。
6年前、野党は沖縄と岩手のわずか2勝30敗だった。現職を相手に9人の新人が勝利した事は、年内にも行われると予想される衆院選に大きな影響力を持つ。
野党にとっては大きな流れを切り開いたことになるし、安倍政権にとっては、大きな脅威となる。
前回の参院選後に起きたことは、民進党の解党、希望の党への合流騒ぎだった。官邸すじ、財界すじが画策したに違いない。おそらく今後も、改憲論議に引き込む事と野党共闘分断に、何らかの手を打ってくることは想像に難くない。
野党第一党の枝野立民は、よほどの事がない限り、共闘でぶれる事はないだろうが、今回の成功を力に市民+野党の結束力を更に強めるべきだ。
熊本のあべ広美さんも、色々と苦労がありながらも全力で頑張られた。相手候補は大きく得票も立も減らし、あべ広美さんは得票率で前進した。しかし本人としては、けして満足いく結果ではないだろう。弱いものの立場で政治を変えるのが目標であり前進が目的ではなかったからだ。
でも、2回の選挙で果たした非常に大きかった。
今は、ただただ、お疲れさまでした。ありがとうございました。
お礼を言わせていただきたい。