先日、紹介したニューズウイークのホットハウス現象の続きです。
インドでは、南部の方で異常な干ばつが起こり、農作物の不作がつづいているそうだ。
そのため借金を背負った農業者が自殺に追い込まれ、この30年で5万9300人が亡くなっている。(実際にはもっと多い)
気温上昇のため水が枯れてきている。戦後、インドは「緑の革命」として、地下水くみ上げで爆発的に農産物の生産を上げて、膨大な国民の食糧を支えてきた。しかし地上の水も地下の水も枯渇してきている。
気温上昇とともに、これからますます進む乾燥化。洪水と干ばつ、ますまず世界に広がる。
インド西部の州、3か月で農民600人以上自殺
地下水が危機、今世紀半ば18億人に打撃
やがて世界中で食糧危機が起きることは必至だろう。
そんなときに、外国に食べ物の大半を依存している日本。最大の安全保障問題に取り組もうとしない国家。それを許している国民。