航空自衛隊が核兵器搭載可能な米B52戦略爆撃機との共同訓練を行った。(写真:空自HPより)
場所は、東シナ海と日本海の上空だから、中国は刺激されただろう。当然、脅威に感じて、対抗策、抑止力の強化として爆撃機やミサイルを強化するかもしれない。
逆の立場になれば、中国やロシアの核搭載可能爆撃機が同盟国の戦闘機に護衛され、日本海や太平洋側で共同訓練を行うようなもだ。とても心穏やかではない。
共同訓練とされているが、これは憲法9条下では許されない、専守防衛とは言えない危険な訓練だ。
共同訓練といいながら、これは他国へと爆撃に向かう爆撃機を自衛隊機が護衛する訓練であり、明白な他国への戦争行為の準備となる。そうなれば当然、相手国は、迎え撃ち、空自機が交戦することになる。戦闘がエスカレートすれば、日本は攻撃対象になる。米国本国は、アジアの裏側だから安全だ。
なぜ、米国が行う戦争に参加しようとするのか?
10年、20年前を思いおこすと、考えられないことだ。メディアの報道もおとなしすぎて、国民は本当の事を知ることができない。