サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

普天間第二小 1日最大23回避難

 今日の「毎日」社会面です。
 米軍機が窓を落とす事故があった沖縄宜野湾市普天間第二小学校です。
 校庭使用が最下位された2月13日から修了式があった3月23日までで、子どもたちの非難訓練が216回になったそうだ (毎日)
 どんな時に避難しているかというと、校庭や校舎の屋上に7人の監視員を配置し、米軍機が学校上空を飛ぶ恐れがある場合、校庭や屋外にいる子どもたちに、拡声器で「校舎に入りなさい」と非難指示をしているとのこと。なんという事だ。
 一日で最大23回。45分の授業中に複数回も避難する事もあったようだ。これじゃー勉強にならんだろう。

 米軍機は、普天間の米軍家族の住宅の上を飛ぶことは、禁止されているので飛ばない。
 北朝鮮のミサイル実験の時は、宇宙空間を飛んでもJアラートを鳴らし、電車も止める。
 なのに普天間では、小学校の上空を日常的に米軍機が飛び回る事を許可し、勉強中の子ども達を日常的に非難させる日本政府。米軍の行動を規制すると「抑止力の低下」につながるそうだ。政府は何でも間でも抑止力を理由にする。海兵隊は抑止力じゃない。(写真・宜野湾市HPより) これが自分の子どもが通う学校だったらどうだろうか?