この間の森友・加計問題のなかで、様々な人間模様が写しだされ、とても興味深い。
安倍首相、夫人の昭恵氏、佐川氏、麻生氏などなど…。
そんな中で、文部省事務次官だった前川氏など、面従腹背しながらも、信念を貫き、社会正義の側に立つ人もいる。
「不死身の特攻兵」(鴻上尚史著)って、不思議なタイトルだ。
特攻隊なのに、不死身。
実は、9回も特攻作戦に出撃しながら生還し、92才まで生きた人がいた。
佐々木友次さん。
不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)
- 作者: 鴻上尚史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/11/15
- メディア: 新書
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陸軍の「万朶隊」は爆撃機の特攻隊。写真のように、操縦席から突き出た3つの信管が異様だ。
そんな中で、命令に抵抗し、生きて帰ってきた佐々木友次さん。しかも2回は爆弾を落として戦果もあげた。
軍国主義社会の中で、しかも特攻隊員として、面従腹背を貫くことは、よほどの事だ。でもそんな信念の人がいた事は、知るべきだろう。自分と社会が前に進む力となる。
27日、国会喚問される佐川前国税庁長官殿。面従腹背のチャンスです。生きる目的、幸福になれる道があること、認識してほしい。