サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

死者が言いたいこと

 今日は860メートルほどの山の上、なんという鳥かしらないがさっきからしきりにさえずっている。セミの声は遠くで少し…。

 天気予報は雨だったが、5時になってもまだ降らない。ずっと曇りで眼下の不知火海もかすんでしか見えない。風が吹き、少し肌寒い。

 クーラーのいらないところで本でも読もうと持ってきたのは「零の進軍」。上下で700ページもありそう。買ってからそのうちに…、のびのびになってきた。
 中国戦線で一兵卒として体験したことを細かく記録してある。時々紹介していきたい。
 戦争の体験はないけど、戦争の事は知らないといけないと60近くになってから思いだし、少しだけ読みだした。
 敵味方、それに関係ない人も含めて死んだ人は何も伝えられない。一番知るべきは、死者が生きていれば、いま何を言いたいか? だろう。日本では日本人がたくさん死んだ。中国では中国人が一番多く死んだ。
 その人たちの分まで、生き残った人が書いたこと言ったことから知り想像したい。
 8月14日の今日は、72年前、敗戦を明日にして、日本が米軍の空爆を受け多数の人が亡くなり傷ついた。アメリカもそこまでせんでもよかろうに、日本も早く降伏すればいいのに、グズグズと…。
 歴史の事実を知らないと、現在の事も未来の事も本当の事は想像・判断しえないからだ。知らされることは常に、強いものが発した情報が主流だからだ。支配者情報だ。

 死者から学べ、トランプ、金正恩