サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

セミの抜け殻

 なんさま、暑い暑い。自転車族としては、辛い季節です。
 その暑さに追い打ちをかけるような、「ジージー」「ワサワサ」余計、暑苦しくなる。
 信号停車。
 見上げる木に、今「ジージー」鳴いているセミの抜け殻多数。
 こいつらか…うるさいのは…。
 セミも生きるのに必死、そして生態系としての大事な役割を果たし、人間もそれを享受している…と思い直しながら…。

 しかし、いくらなんでも、車のタイヤから羽化することはないだろうに…。
 羽化中に車が動き出したらどうなったか?

 おそらく、セミの言い分。
 「とにかくですね… 私初めての経験でしてですね… 土から必死にはい出して、本能のおもむくままにですね、よじ登ろうとしたわけですね、、でも這っても這っても上るところがなくてですね、、もうダメと思ったところに黒いものがあって、よじ登ったところでですね、夜明けでですね、時間でですね、思わず背中が割れてですね、なんとか羽根も広げて乾いて、飛び立つことがでしました。仲間は、「私は直ぐに大きな木があったワ」「ボクも木があったよ」と言っています。
 私は土から出てきたのに、まわりに木がない!、私の責任でしょうか?」
 とか、言うようなセミの声が聞こえてきそうで、私いろいろ想像しました。
 暑さで、思考が飛んでいるようです。
 タイヤのセミさん、しっかり鳴いていいですから、どうぞ卵を、できれば大きな木のそばに、産みつけて下さいマシ。