サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

朝倉市山田「ため池決壊」現場

 下側のため池です。決壊が免れホントに良かったです。膨大な土砂がたまっていますので、もしここが決壊したら大変な惨事になっていたと思います。

 おびただしい流木の原因、3〜40年の杉の木が元々生えていた山々です。
 痛々しい。
 いったいどれくらいの雨が降ったら、こんな事になるのでしょうか?
何せ福岡県の発表では、朝倉市東峰村の流失した倒木は20万トンと推計している。と言うことは、何十万本になるのだろうか?
 報道では、朝倉市黒川の雨量計では12時間で792ミリの雨量を観測したらしい。約80cmの水があたり一面に降り注いだ。ところによっては一時間に129・5ミリだった。恐ろしい。

 豪雨前の山々との比較を見ればわかります。
  下にため池が見えます。(Googleマップより)

 山側から筑後川を見る。

 線状降水帯、積乱雲のバックビルディング現象、それらの背景要因となっている温暖化・海水温の上昇。
 これからも毎年毎年、豪雨の規模が大きくなり、今後も被害が起こりそうです。
 人類、何をどうすれば?…
 
 ため池決壊現場の動画がやっとできました。Tさんの協力で空撮です。