志位委員長、国連会議議長と会談
27日から国連本部で核兵器禁止条約の交渉会議が始まった。交渉の成り行きは不透明ながら画期的な交渉の始まりだ。
なにせ、核兵器を禁止する条約をつくろうということなのだから。生物兵器・毒ガスの使用禁止条約はできているのに、最大の大量破壊兵器の禁止がなぜできないのか?おかしなことだ。
被爆国日本は、この条約に反対し、交渉にも参加しないとした。極めてバカげたことだ。
ならばと、日本共産党の志位委員長が国連まで出かけて国連会議議長と懇談し、条約締結を求め、自ら頑張ることを表明した。
実は米国は核兵器を自国外の他国・同盟国に配備している(する)が、核の搭載は明らかにしない方針なので、同盟国が条約に加盟する事は、核配備・運用上、致命的な変更を迫られる。だから同盟国には、交渉に参加しないよう圧力をかけている。
大国は、実に身勝手だ。非核兵器に核拡散防止・NPT条約をに求めながら、自分たちは核独占を確保しながら他国を脅すからからだ。
総じて、核保有国の国民がこの問題をよくよく考えることだろう。そして非核保有国の国民と核兵器を持たない国の国民が、よくよく話しあう事だろう。なおさら非核保有国の国民は、この不公平に声を上げるべきだし、唯一の被爆国の国民としては、安倍政権の裏切り行為に批判を集中すべきだろう。
核兵器禁止条約 日本「実効性ない」演説 交渉不参加表明