サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

自衛官が冤罪訴え 


 今日の「赤旗」です。防衛省情報本部の大貫修平3等陸佐は、冤罪だと国を相手に500万円の損害賠償を求め埼玉地裁に提訴しました。「朝日」    「赤旗」
 陸自警務隊に情報漏洩の容疑をかけられ、長時間の取り調べやウソ発見器検査、家宅捜索、不当な配置転換まで受けました。
 「漏洩」したとされたのは2015年参院特別委で共産党の仁比参院議員が明らかにした河野統幕議長の訪米記録で、安保法制が来年夏までに終了するものと、米軍高官に言明していた文書。これに対し、安倍首相も中谷元防衛大臣も「存在しない」と文書を否定。
 しかし、この文書はもともとは「取り扱い厳重注意」の文書。ところが仁比質問のあと防衛省はすぐに「省秘」に指定。
 そして犯人探しに走り、警務隊は大貫さんを漏洩犯人扱いし、不当な取り調べを行い配置転換をしたというもの。大貫さんは漏洩を否認している。
 情報は都合により隠す、権力、官僚の本質を示す見本。