根子岳の麓を走る列車 一日も早く全線復旧を
今日の「熊日」の 南阿蘇鉄道の行方は 自力での復旧不可能 との記事が載っていた。良い時期だったので紹介したい。
記事のよると、同鉄道の復旧には概算で30〜50億円かかるようだ。今、国による被害状況の調査が行われている。
鉄道軌道整備法での災害復旧の事業は、国と自治体が費用の1/4づつ補助し、半分は事業者の負担とされる。しかし、「同鉄道の昨年度の事業収益は1億1585万円ほどで」、とてもまかなえるものではない。
しかし、東日本大震災の津波で被災した南三陸鉄道は、国の特別措置で全額国の負担がなされ3年間で復旧した。
ならば、同じ自然災害なので国の支援でやるべきだ。
安倍総理は熊本地震の復旧・復興について「ちゅうちょなくすべてやる」と言った。
さらに、参院選で当選した松村祥史氏は選挙公報で「特別立法」を公約した。衆参7人の県選出議員を独占する政権党が公約したことをできないはずはない。
同じく地震で壊れた立野ダム工事の復旧には莫大な予算をかける。さらに完成までには500億円以上もムダ使いをするはずだ。
国民の税金、住民や県民の望むところにこそ使うのが民主主義だ。