サスティナビリティ考

地球環境、持続可能、政治・経済・社会問題などについて書いています。 メール kougousei02@yahoo.co.jp

明仁天皇の琉歌

  花ゆうしゃぎゆん
  人 知らぬ魂
  戦ねいらぬ世ゆ
  肝に願てぃ
.
 明仁天皇が皇太子だった時に読まれた琉歌(八・八・八・六)を紹介します。(和歌:短歌五七、五七、七)

 1975年の夏ですから31年前になりますが、明仁天皇は、美智子妃と初めて沖縄を訪問、この時、ひめゆりの塔で過激派に火炎瓶を投げつけられたそうです。現場は大混乱、皇太子にけがはなかったようですが、服も着替えず沖縄戦の戦跡をめぐり、慰霊の続けられたそうです
 そとの時に詠まれたのが上の琉歌です。
   意味は
.
  花を捧げます
  人知れず亡くなっていった多くの人の魂に
  戦争のない世を
  心から願って
.
 だそうです。わかります。
(矢部宏冶著-日本はなぜ「基地」と「戦争」を止められないか より) 
 戦後日本は、戦争へと突き進んだ反省が土台となっています。
 その結実が憲法です。
 沖縄の今の事態、辺野古や高江の事を、天皇はどう見ておられるだろうか?


 高江から→ https://www.facebook.com/yasuto.adati?fref=ts (森住卓