花ゆうしゃぎゆん
人 知らぬ魂
戦ねいらぬ世ゆ
肝に願てぃ
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明仁天皇が皇太子だった時に読まれた琉歌(八・八・八・六)を紹介します。(和歌:短歌五七、五七、七)
1975年の夏ですから31年前になりますが、明仁天皇は、美智子妃と初めて沖縄を訪問、この時、ひめゆりの塔で過激派に火炎瓶を投げつけられたそうです。現場は大混乱、皇太子にけがはなかったようですが、服も着替えず沖縄戦の戦跡をめぐり、慰霊の続けられたそうです
そとの時に詠まれたのが上の琉歌です。
意味は
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花を捧げます
人知れず亡くなっていった多くの人の魂に
戦争のない世を
心から願って
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だそうです。わかります。
(矢部宏冶著-日本はなぜ「基地」と「戦争」を止められないか より)
戦後日本は、戦争へと突き進んだ反省が土台となっています。
その結実が憲法です。
沖縄の今の事態、辺野古や高江の事を、天皇はどう見ておられるだろうか?